先日の哲学相談にて「哲学相談員」のことを説明してみた。
一人で考えてたのより、相手がいて口から出てきたのは、我ながら理解しやすいと感じた。
というわけで、それを思い出しながら書いてみる。
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哲学というのは「深く考える」ということ。
そして、深く考えるためには、サポートがあるといい。
例えば、筋トレですっげー重たいバーベルを持ち上げるとき、そばにサポーターがいると、安心して挑戦できる。
また、サポーターがフォームを客観的にチェックできる。
なにより、自分の挑戦を応援してくれる人がいると、いつもより力がでる。
そんな立ち位置が哲学相談員。
筋トレの例えで続けると、現代は処理しないといけない情報にあふれている。
矛盾するような情報が同時に入ってきたりする。
もちろん、頭は混乱する。
これって、全然鍛えられていない筋トレ初心者に、筋量以上の重さをかけてるようなもの。
もちろん、持てない。
下手すると、ケガをしてしまい、その後のトレーニングもできなくなってしまう。
今、先行きが見えない時代に、あんな情報、こんな情報、フェイクニュースもスマホからガンガン降ってくる。
そりゃ、重たいよ、重たすぎるよ。
しっかりと時間を確保して、情報を整理する。
自分の場合に当てはめる。
納得いかないところを掘り下げる。
もっともっと掘り下げる。
途中で混乱しないように、この方向に考えてたよね、と相槌をいれる。
これ以上は無理ってところで、こっちの方から考えてみたら?と相槌をいれる。
俺はこんな考えが浮かんだよ、と他の人の意見として示す。
そして、思索の間、ゆっくりと待つ。
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